東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科

医局活動update

2014年

12月

12/11 グランドカンファレンス

西村理明准教授より次世代インスリンポンプについてのレクチャーがありました。
当科では常に最新機器を日本で逸早く導入し、最先端の臨床を行っています。

12/20 糖尿病・代謝・内分泌内科 忘年会が開催されました。

本年も演芸会は大盛況でありました。芸は2014年の様々なニュース、お笑いをテーマにしたものまで多種多様であり、特に優勝チームの歌舞伎は圧巻でした。来年も我ら糖尿病・代謝・内分泌内科の素晴らしいショーを楽しみにしています。

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<抄読会>

赤嶺 友代(レジ2)
Urinary Sodium and Potassium Excretion, Mortality, and Cardiovascular Events
(NEJM 2014)
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藤原 久美(レジ2)
Effect on cardiovascular risk of high density lipoprotein targeted drug treatments niacin, fibrates, and CETP inhibitors: meta-analysis of randomised controlled trials including 117411 patients
(BMJ 2014)
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村木 國夫(研2)
Effects of Low-Carbohydrate and Low-Fat Diets : A Randomized Trial
(Ann Intern Med. 2014)
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谷澤 美佳(研1)
Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies
(BMJ 2014)
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平山 容成(研1)
Glycemic Control and Excess Mortality in Type 1 Diabetes
(NEJM 2014)
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11月

11/9 第四回宇都宮杯が開催されました。

本年も残念ながら天候に恵まれませんでしたが、年々参加者が増加しており医局の運動会としての恒例行事となっています。研修医をはじめ若手医師とも一緒に盛り上がってプレーして頂ける宇都宮一典教授のご厚意にあずかり、医局員一同大いに語らい楽しむことが出来ました。

11月13日 糖尿病・内分泌学リサーチセミナーが芝パークホテルで開催されました。

「運動療法の見える化とブレイクスルー」と題して、東京医科大学八王子医療センター 天川淑宏先生にご公演頂きました。ご講演後に、伺った方法を早速実践する医局員が続出し、運動療法を再考するきっかけとなりました。

11月3日 川浪大治講師が平成26年第3回万有医学奨励賞(優秀賞)を受賞されました。

川浪大治講師が平成26年度上原記念生命科学財団の研究助成金、辻野大助助教が研究奨励金に採択されました。

的場圭一郎助教がかなえ医薬振興財団海外留学助成に採択されました。

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<症例発表>

伊藤 祐太(研1)
視床下部性性腺機能低下症にGH分泌不全を認めた1例
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<抄読会>

鈴木 李英子(研2)
Surgical vs Medical Treatments for Type 2 Diabetes Mellitus A Randomized Clinical Trial
(JAMA Surg. 2014)
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王 琢矢(レジ1)
Follow-up of Blood-Pressure Lowering and Glucose Control in Type 2 Diabetes
(NEJM 2014)
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10月

10月3日-4日に開催された第29回日本糖尿病合併症学会にて、川浪大治先生が平成26年度日本糖尿病合併症学会Young Investigator Awardを受賞致しました

川浪先生、ご受賞おめでとうございます。
受賞研究テーマ「糖尿病合併症発症機転におけるRho/Rho-kinaseの機能解明」


10/16 グランドカンファレンス 大学院生報告

安藤精貴先生、恩田美湖先生、塩崎正嗣先生、井内裕之先生より臨床、基礎の研究内容について発表がありました。

<学会レポート>

10月17日~19日 パシフィコ横浜にて第37回日本高血圧学会総会が開催され、当科から2演題の口演が行われました。

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<症例発表>

齋藤 翔子(研1)
1型糖尿病とサルコイドーシスを合併した症例
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<抄読会>

綱島 光紗季(研2)
Comparison of Weight Loss Among Named Diet Programs in Overweight and Obese Adults A Meta-analysis(JAMA 2014)
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9月

9/27 第3回公開研究会が6階講堂で開催され、多くの方にご参加頂きました。

年々質が上昇しており、今年もハイレベルな演題ばかりが発表され、若手一同多いに士気が高まりました。
来年度も他科の先生をはじめ、皆様のご参加をお待ちしております。

公開研究会プログラム

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<症例発表>

九穂 尚子(研2)
幼少期よりケトーシスを繰り返し成人後に糖尿病を発症した症例
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藤多 慧(研1)
糖尿病性筋梗塞が疑われた一例
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<抄読会>

林 直美(レジ1)
CPAP,Weight Loss,or Both for Obstructive Sleep Apnea
(NEJM 2014)

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伊藤 勇太(レジ1)
Targeting Nocturnal Hypertension in Type 2 Diabetes Mellitus
(Hypertension 2014)

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岩下 祐子(研1)
Insulin pump treatment compared with multiple daily injections for treatment of type2 diabetes (OpT2mise):a randomized open-label controlled trial
(Lancet 2014)

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大瀧 雄一朗(レジ1)
Effect of intensive glycaemic control on ischemic heart disease: analysis of data from the randomized, controlled ACCORD trial
(NEJM 2014)

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7月

7/12 糖尿病・代謝・内分泌内科同門会が東京會館で開催されました。

7/4 第71回臨床内分泌カンファレンスが開催され、当科からは藤原久美先生、三浦茜先生、春日英里先生、池脇宏嗣先生から4演題の発表が行われました。
プログラム

7/3 グランドカンファレンス 担当:葛飾

糖尿病ケトーシスを契機に発見された褐色細胞腫の1例について、術前後でのCGM、ABPMのデータを元に詳細な考察を含めた発表がありました。

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<症例発表>

鈴木 里佳子(研2)
肝・膵頭部・十二指腸の微小ガストリノーマ併発が疑われたMEN1型膵尾部グルカゴノーマの1切除例
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牧野 輝美(研1)
リチウム製剤の長期内服中に高アルドステロン症を生じた1例
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6月

<学会レポート>

6月21日~22日まで当科宇都宮一典主任教授の元、第18回日本適応医学会学術集会が千代田区一橋大学一橋講堂で行われました。今回は生活習慣病におけるmaladaptaionをテーマに糖尿病・高血圧の話題を中心でありました。糖尿病の病態に分子生物学的にアプローチした内容に加えて、近年注目されている血糖・血圧変動の話題もありました。どの演題にも活発な質疑応答がなされ、参加人数は過去最高であり、医局員共々有意義な時間を過ごすことが出来ました。

6/12 グランドカンファレンス 担当:本院

IgG4関連疾患に対する自経験例を踏まえた上での治療のアップデートについて発表があり、活発な討議が行われました。

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<抄読会>

松谷 大輔(レジ1)
Bariatric Surgery versus Intensive Medical Therapy for Diabetes — 3-Year Outcomes
(NEJM 2014)

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阿保 彰寿(研1)
Comparison of Pregabalin with Pramipexole for Restless Legs Syndrome
(NEJM 2014)

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石井 尚(レジ1)
High Bone Mineral Density and Fracture Risk in Type 2 Diabetes as Skeletal Complications of Inadequate Glucose Control The Rotterdam Study
(Diabetes Care 2013)

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5月

<学会レポート>

5月22日~24日 第57回日本糖尿病学会学術集会が開催されました。
本年も当科から多くの演題が発表されました。看護部からも4演題の発表があり、研究面でもチーム医療の実践が進んでいます。
また大阪での開催でしたが、今年は研修医の先生のみならず、多くの学生の皆さんにも参加して頂きました。当科では例年、若手医師の積極的な学会発表・参加を推奨しています。

発表リスト

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

<抄読会>

内田 彩香(研1)
Spironolactone for Heart Failure with Preserved Ejection Fraction(NEJM 2014)
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三邊 佳意(研1)
Incretin based drugs and risk of acute pancreatitis in patients with type 2 diabetes: cohort study(BMJ 2014)
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<症例発表>

山内 輝夫(研1)
自己免疫性膵炎が疑われた膵性糖尿病患者の1例
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4月

<学会レポート>

4月24日~26日の日程で福岡国際会議場で第87回日本内分泌学術総会が開かれた。当科は糖尿病と内分泌・代謝疾患を同時に学べる科であり、毎年積極的に発表をしている。今回も多くの座長、口演、ポスター発表が当科からなされた。また内分泌疾患となると循環器、小児科からの発表もあり、今年は福岡ということもあり、他科を交えた食事会もあり、臨床に研究の方向性などを話しながら大いに盛り上がった。

発表リスト

4/1 新入レジデント歓迎会が開催されました。

今年は5名の新たな仲間を迎えることができました。スタッフとの食事会を行い、大いに語り合いました

今月の研修医・レジデント発表は以下の通りです。

本年度のお手本として発表して下さった原先生、お疲れさまでした。

<抄読会>

原 興一郎
HbA1c and risk of severe hypoglycemia in type 2 diabetes: the Diabetes and Aging Study.(Diabetes care 2013)
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山田 知弥(研2)
National Estimates of Insulin-Related Hypoglycemia and Errors Leading to Emergency Department Visits and Hospitalizations(JAMA 2014)
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杉山 悦郎(研2)
A Controlled Trial of Renal Denervation for Resistant Hypertension(NEJM 2014)
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本澤 訓聖(レジ1)
Blood Pressure Trajectories in Early Adulthood and Subclinical Atherosclerosis in Middle Age(JAMA 2014)
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2~3月

2/13 グランドカンファレンス 柏病院が担当しました。

acromegalyに対する治療のアップデートについて、自験例をもとに詳細なdiscussionが行われました。

3/13 糖内賞発表会が開催されました。

糖内賞は教室から当該年度に発表された優秀論文を領域別に選考する制度です。本年度は次の三名が選ばれ、宇都宮一典主任教授より表彰されました。

的場圭一郎(基礎賞)
Rho-kinase inhibition prevents the progression of diabetic nephropathy by downregulating hypoxia-inducible factor 1α. (Matoba K et al. Kidney Int 2103)
安藤精貴(臨床賞)
24-hour glycemic variations in drug-naïve patients with type 2 diabetes: a continuous glucose monitoring (CGM)-based study. (Ando K et al. PLoS One 2013)
川浪大治(症例報告賞)
A case of acute abdomen caused by bladder rupture attributable to diabetic neurogenic bladder. (Kawanami D et al. Diabetology Int 2013)

抄読会

中田 正裕 (研1)
Body-Mass Index and Mortality among Adults with Incident Type 2 Diabetes (NEJM 2014)
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淺野 裕 (レジ3)
Long-Term Complications and Mortality in Young-Onset DiabetesType 2 diabetes is more hazardous and lethal than type 1 (Diabetes Care 2013)diabetes
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横須賀 真梨子(研2)
Bardoxolone Methyl in Type 2 Diabetes and Stage 4 Chronic Kidney Disease (NEJM 2013)
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樋口 奈那子(研1)
The Effect of Nonsurgical Periodontal Therapy on Hemoglobin A1c Levels in Persons With Type 2 Diabetes and Chronic Periodontitis: A Randomized Clinical Trial (JAMA 2013)
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宗友 洋平(研1)
Preterm birth and random plasma insulin levels at birth and in early childhood.(JAMA 2014)
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症例発表

横須賀 真梨子(研2)
中枢性甲状腺機能低下症の2症例~TSHとTRH~
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樋口 奈那子(研1)
サブクリニカル症候群の合併が疑われ骨密度の著しい低下を認めた褐色細胞腫の一例
宗友 洋平(研1)
認知症を合併した高齢2型糖尿病患者にリキシセナチドが有効であった一例
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中田 正裕(研1)
中枢性尿崩症を合併した骨髄異形成症候群(MDS)
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北川 楠奈子(レジ1)
多発動脈瘤を合併した原発性アルドステロン症の一例

その他発表

林 毅 先生による病棟スタッフ向けの原発性アルドステロン症に関するレクチャーが行われました
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1月

12/5 グランドカンファレンスが開催され、第三病院から「低血糖をみたとき考えるべきこと」というタイトルで発表が行われました。

興味深い症例呈示とその考察に対して、活発な討議が行われました。

12/21 糖尿病・代謝・内分泌内科 忘年会が開催されました。

恒例となりました演芸大会では医局員によるマイケル・ジャクソンに扮したダンスや、劇団四季も顔負けのミュージカルなどが披露されました。また、リオデジャネイロオリンピックの成功を祈念してサンバを踊ってくれた医局員もおり、大変な盛り上がりでした。高得点をあげたチーム・個人には賞が授与されました。年々、レベルが高くなっており、医局員のプレッシャーも極限に到達しつつあります。しかし、芸の道を究めたいという医局員の向上心に変わりはありません。次の優勝を目指した闘いはすでに始まっています。

1/9 グランドカンファレンスが開催され、糖尿病学会関東甲信越地方会の予演会がありました。

この後に宇都宮一典主任教授から、新年の挨拶がありました。

1/18 第51回日本糖尿病学会関東甲信越地方会が開催されました。

今年も当科からは若手を中心に多数の演題を発表致しました(当科発表)。今回が初めての学会発表という先生もおり、みな緊張した面持ちで当日を迎えました。しかし、それも杞憂で、いずれの発表も堂々たるものでした。練習の成果がいかんなく発揮されたことと思います。発表者の先生方、指導医の先生方、お疲れ様でした。

2013年12月から2014年1月にかけて行われた研修医・レジデント発表は以下の通りです。いずれも素晴らしい内容で活発な議論が交わされました。

森武美帆(レジデント)
"Combined Angiotensin Inhibition for the Treatment of Diabetic Nephropathy" (NEJM 2013)
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北川 楠奈子(レジデント)
"Association between change in daily ambulatory activity and cardiovascular events in people with impaired glucose tolerance (NAVIGATOR trial): a cohort analysis" (Lancet 2013)
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里見 真帆子(研修医)
"家族性原発性アルドステロン症が疑われた一例"(里見症例)
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"Metabolic mediators of the effects of body-mass index, overweight,and obesity on coronary heart disease and stroke: a pooled analysis of 97 prospective cohorts with 1・8 million participants”(里見抄読会)
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豊田 祥子(研修医)
"1型糖尿病にバセドウ病とシェーグレン症候群を合併した多腺性自己免疫症候群の一例"(豊田 症例)
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"Glucose Levels and Risk of Dementia” (NEJM 2013)
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服部大樹(研修医)
”関節炎によって血糖増悪をきたし早期食道癌の診断に至った一例”
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"Fruit consumption and risk of type 2 diabetes: results from three prospective longitudinal cohort studies"(BMJ 2013)
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